中長期経営シナリオ

ダイハツは、2017年から2025年までの中長期経営シナリオ「D-Challenge 2025」を策定しました。

新しいグループスローガン「Light you up」を指針として掲げたうえで、「モノづくり」「コトづくり」を主軸に事業を推進し、ダイハツブランドの進化を目指します。

<今後のダイハツの方向性イメージ>

モノづくりでは、DNGA(Daihatsu New Global Architecture)の実現を目指します。これはダイハツらしいクルマづくりのコンセプトであり、ダイハツ独自の価値を具現化します。

コトづくりでは、ダイハツならではのやり方でお客様や地域の方々との接点を拡大していきます。

この2つを相互にスパイラルアップさせていくことで、ダイハツブランドを進化させて参ります。

モノづくり

まずモノづくりについての主な取り組み事項は、「ダイハツブランドの位置付け明確化」、「軽を基点としたDNGAの実現」、「地域戦略」の3点です。

1)ダイハツブランドの位置づけ明確化

ダイハツのモノづくりの考え方の原点は「お客様に寄り添ったクルマづくり」です。
本年3月1日、創立110周年を迎えた当社ですが、お客様に寄り添う、つまり「ユーザーオリエンテッドの姿勢」は、1957年に発売した「ミゼット」から続く、「ダイハツならでは」の原点であります。この原点を忘れることなく、1mm.・1g・1円に拘りぬき今後も、軽および軽直上のコンパクトカーを含めたスモールカー市場に、ダイハツらしい商品を供給し続けます。



2)軽を基点としたDNGAの実現

DNGAとは、「お客様の声を出発点に、企画、開発、調達、生産とクルマを開発する全ての工程において、ダイハツ独自のクルマづくりを行うための事業構造と、それを実現するための戦略」までを含みます。

具体的には、以下の3点です。

①ダイハツならではの「軽を基点としたクルマづくり」。言い換えれば、「小から大」のクルマづくり
軽を基点に、Aセグメント、新興国Bセグメントまでをダイハツのアーキテクチャーで括り、良品廉価な商品の実現
③これまで軽で培ったダイハツの強みを生かしたコンパクトながら広い室内や、バリエーション展開に加え、トヨタ自動車(株)との協力のもと、電動化、自動運転やコネクティッドなど、先進技術についても「ダイハツならでは」を織り込んだ商品の実現

3)地域戦略

地域戦略については、現在の日本、インドネシア、マレーシアに続いて、アセアンを最優先国として、トヨタグループでの新たな地域を担い、事業領域の拡大に取組みます。

コトづくり

続いて、コトづくりについてです。

お客様や地域との接点拡大を主眼として、これまでの、販売会社とメーカーそれぞれの独自取り組みは継続していく一方、新たに、ダイハツグループが一体となった取り組みも開始いたします。
従来からお客様や地域との接点拡大について、様々な取組みを行って参りましたが、今後は、お客様に、もっと素晴らしいモビリティーライフを過ごしていただくため、これまで以上に「志」を持った活動を推進することでグループの人材を育成して参ります。
ダイハツグループの従業員一人ひとりが、社会とのつながり、「絆」を築きながら、貢献意欲や働きがいを持ち、人として成長する…そんな人材の育成を目指します。

このようにダイハツならではのモノづくり、コトづくりの取り組みをスパイラルアップさせ、ダイハツブランドの進化を実現させたいと考えています。
また、この2つの取り組みを進めていく中で、ダイハツらしい「ヒト」を育て、ダイハツ社員自らが輝き、互いを照らし合うことで、お客様への想いが溢れ出し、その想いが詰まった商品・サービスを受け取っていただいたお客様に輝いていただく。
ダイハツでは「モノづくり」は「人づくり」であるという考えのもと、ダイハツならではの人をつくり、社員一人ひとりを、ユーザーオリエンテッドで考え、行動できる人材に育成してまいります。

ダイハツの強みは、この100年、ブレずに貫き、培ってきた、お客様に寄り添ったクルマづくり、即ち「ユーザーオリエンテッドの姿勢」です。お客様に寄り添ったクルマづくりを続けてきた結果、ダイハツのイメージは同業他社よりも、より生活や人に近い領域、にポジショニングされています。(ダイハツ調べ)

これまでのように個別の商品ブランドでお選びいただくのではなく、企業ブランドでお選びいただける。つまり「ダイハツのクルマが欲しい」「また次もダイハツのお店に行きたい」と思っていただけるようなブランドへと、進化させていきたいと思います。

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