ダイハツの海外展開

小さい軽自動車をつくるダイハツだからできること

『ダイハツ』と聞くと軽自動車のイメージが強く、あまり海外のイメージはわかないのではないでしょうか。
現在は、インドネシア・マレーシアを中心に事業展開をしています。国内で軽自動車をつくる中で培ってきた低燃費・低価格などの技術やノウハウを用いて、小型車を開発・生産・販売しています。

経済性、運転のしやすさなどからダイハツの軽自動車が生活や仕事のシーンで活躍しているように、海外でもダイハツの車は現地のお客様の生活になくてはならないパートナーとして活躍しています。

さらに小さい車づくりの技術に磨きをかけ、トヨタグループの一員としてもグローバル展開においてコンパクトカー担当として役割を果たしていきます。

日本流ものづくり

国内の工場で軽自動車をつくる上で、コストを抑え効率よく工場を稼動するためのノウハウである『シンプル・スリム・コンパクト』な考え方を、インドネシア・マレーシアの工場にも随時織り込んでいます。

また、現地のスタッフを日本の工場に派遣し、日本におけるものづくりの考え方や日本の文化などを学んでもらい、現地に戻ってリーダーとして活躍するなど人材育成にも貢献しています。

これらの取組みにより国内の工場でつくる品質と同水準の車を生産できるまでになってきています。

技能研修の様子

「その国のベスト」を目指したクルマづくり

ダイハツの海外拠点であるインドネシアとマレーシア。
この2つの国は東南アジアで隣国でありながらも、実際には道路環境も、世帯構成も、そしてクルマのデザインの好みも大きく異なります。

“週末の買い物で、たくさん荷物を載せたい。”
“ハイウェイを快適に走りたい。”
“家族みんなで故郷に帰省したい。”
 
その国のニーズに合わせたクルマを、その国の工場で、その国の人が作る。
それが、ダイハツの海外展開の特長です。

インドネシア

1992年、アストラダイハツモーター(ADM)を設立し、生産から販売までを一貫した事業展開を開始しました。その後、2003年にはトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)との共同開発車である『セニア/アバンザ』を発売、これによりインドネシアにおけるモータリゼーションが加速しました。

直近では、政府エコカー政策のLCGCに適合した『アイラ/アギア』、『シグラ/カリヤ』を発売しました。現在、ADMでは15車種※を生産しています。

 ※ トヨタ受託/OEM車含む

  • XENIA(セニア)

    XENIA(セニア)

  • AYLA(アイラ)

    AYLA(アイラ)

  • SIGRA(シグラ)

    SIGRA(シグラ)

マレーシア

1994年、マレーシアの第二国民車会社として、ダイハツにとって初の海外での本格的な工場であるプロドゥア・マニュファクチャリング(PMSB)の稼動を開始しました。

今日において、国際競争の激化に対応すべく、プロドゥアとして構造改革に取組み、車両・エンジン・トランスミッションの新工場を稼動し、競争力向上のスピードアップを図っています。

構造改革の成果として、『アジア』、『ベザ』、『アルズ』を発売し、現地のお客様に好評を得ており、プロドゥアの販売シェアは16年連続トップです。      

  • AXIA(アジア)

    AXIA(アジア)

  • BEZZA(べザ)

    BEZZA(べザ)

  • ARUZ(アルズ)

    ARUZ(アルズ)

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